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2006年05月12日

推定有罪 判決無罪14歳わいせつ

14歳知的障害少女わいせつの事件です

裁判官は有罪と思われる状況を認めつつ日時、場所が不特定の為無罪とする判決をだしました。

一審の千葉地裁、二審の東京高裁とあったわけですが「犯行日時や場所など、少女の供述や教諭の自白は信用性に疑問が残る」と無罪判決で確定しました。

世間でもある程度注目もされることもあり慎重に審議され判決が出されたと思います。

(簡易裁判所などのレベルでは裁判官の質も様々で結構いいかげんな判決も出たりすることがあります)

医師も弁護士も裁判官も、会社員もそれぞれ同じ「人」なので
いろんな人がいるのです
なかには
いいかげんな人もいるということです^^;


1.ほぼ疑いなく被害があったことを認める
少女に被害があったことはほぼ疑いの余地が無いように判決文に記述されています。

高裁判決によると・・
「少女の供述には、疑問を差し挟む余地がないようにも思われる」

2.日時が不明確
日時が不明確であったことで犯罪特定の基本として日時不特定ではっきりとした有罪としないということのようです。

3.実際のところどうなるのか?
今後最高裁に行くのか見守りたいところですが、民事上の被害が明確なら、被害に応じた賠償がなされてもおかしくないケースにも見えます。

a.少女に被害がどの程度あるか PTSDなど
b.被害が被告の養護教諭によるものかどうか
c.行政が被害を防ぐ努力の最低限度を満たしていたか
このあたりが大切になると思います。

医師の証明協力が得られれば可能性はあるように思います。
bが一番大切で難しい微妙なもの
cはもともと証明が困難なもの
でしょうね。

近年PTSDを認める基準が厳しくなって精神的被害を証明するのが難しいです

医師が特定の人物による精神被害があると認定した場合には有罪に反転する可能性があると思います。

日時や場所についても限定的に、もしくはアプローチを変えてよりまったく違う角度からの説明を期待します。

スタンガン様のものでおどされたような少女の絵も証拠提出があったようですが、スタンガンであれば少女の表現する『電気ビリビリ』ではすまない

という裁判官の意見も合ったようです

複数の少年少女の証拠もそろえば信憑性があがり、どのようなものであったか似たようなものの写真中からスタンガンを少女が選び出すなど証明を工夫できるかもしれません。

知的障害者を認めてもらうという立場だけでなく、知的障害者なりの特性に合わせた現行法への適応、すりあわせを被害者側(被害者家族、被害者代理人等)からしていって欲しいと思います。

被害者が正当に主張できるよう工夫が必要かと思われます。


被害額
被害額は被害者の現在・未来の生産性(どのくらいお金を稼ぐか)に
左右されてしまうことが多いので少女の場合は精神的弱者ということで不利です。

しかし受けたつらさの面ではなんら減額されるいわれはありません。等しく14歳のこころは傷ついていることでしょう。

精神的苦痛の面ではしっかり主張して損害の一部を取り戻して欲しいと思います。


裁判の難しさ

民事裁判は被害を受けたほうが被害を証明しなければいけないことが普通です。
提訴する(裁判を起こす)以上は裁判で証明する能力、気力、体力があるという前提で法律が作られています。

知的障害を伴う少女をはじめ、その他つらい被害を受けた被害者は社会的、経済的に弱者であったり、被害により弱者にされたりということが一般的です。そのような立場の方が立証するというのはとても難しいことです。

その一方で全くの思い違いや悪意を持って被害者に成りすまし、無実の人に罪をかぶせてしまうことを裁判所はとても恐れます。

私たち自身がいつ冤罪(えんざい)の苦しみを味わうかもしれません。

なので、想像される被害ではなく、確実に逃れようの無い証拠がある被害の実を補償させるという仕組みになっています。

今回のケースでも、知的障害をもつからこそ行政上守られる事がある反面、司法上被告を追求する立場になればそれだけのそろえるべき証拠、根拠が(知的障害者といえども)公平に要求されるということになるのかなと思います。

裁判を重ねると気力や体力も消耗し、ご両親を中心に経済的にも負担が大きくなり、継続が難しくなります。

証明に工夫を凝らしてなんとか最低限の結果を手に入れて欲しいと思います。


裁判には犯罪者としての罪を問う刑事裁判(検事が追求する)と、生活上などの被害を補償を求める民事裁判(被告が追求する)があります。

報道ではそのあたりが混同されているような感じです。報道がそんな感じなので詳しくはどこまでがどうなのかはっきりしないままこの記事を書いています。

今後も刑事上は懲役等を科すことが難しいかもしれません。民事上は被害があったということがあるならばある程度認められる部分があってもいいのではと思いますが・・・

最高裁への道を選ばれるのか、今後の発展を見守りたいと思います。




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by tomoshibi | Comment(2) | 暮らしと生活
この記事へのコメント
こんばんわ〜

考えさせられる問題ですね、、、

世の中には冤罪により服役してる方
いると思いますが、怖い話ですね、、、

アメリカでは、裁判は陪審制度ですけど

日本でも明治時代に陪審制度があった
んですよね、、、

あたしには、人を裁く自信はありません、、、

まぁ〜陪審員の12人の1人に選ばれることはまずないけどぉ〜〜〜〜

いらぬ、恨みとかかいそうだし、、、

人の人生を左右してしまうし荷が重い〜

それに的確な判断は出来そうにありません〜〜〜

同情で無罪に?とかありですね〜〜〜
Posted by ぶ〜こ at 2006年05月14日 23:41
陪審員はいつなってもおかしくないですね〜

日当などは支払われるので国家予算が生じますけどね。


検察がしっかり追求を行っているか確認する検察審議会では

日々、普通の市民が出席して書類や被害者などの訴えを聞いて調べなおしてくれています。

顔も知らぬ人の為にありがたいことです
Posted by 裁判制度tomoshibi at 2006年05月15日 16:53
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推定有罪 判決無罪14歳わいせつ: デトックスで毒素排出健康効果!
2006年05月12日

推定有罪 判決無罪14歳わいせつ

14歳知的障害少女わいせつの事件です

裁判官は有罪と思われる状況を認めつつ日時、場所が不特定の為無罪とする判決をだしました。

一審の千葉地裁、二審の東京高裁とあったわけですが「犯行日時や場所など、少女の供述や教諭の自白は信用性に疑問が残る」と無罪判決で確定しました。

世間でもある程度注目もされることもあり慎重に審議され判決が出されたと思います。

(簡易裁判所などのレベルでは裁判官の質も様々で結構いいかげんな判決も出たりすることがあります)

医師も弁護士も裁判官も、会社員もそれぞれ同じ「人」なので
いろんな人がいるのです
なかには
いいかげんな人もいるということです^^;


1.ほぼ疑いなく被害があったことを認める
少女に被害があったことはほぼ疑いの余地が無いように判決文に記述されています。

高裁判決によると・・
「少女の供述には、疑問を差し挟む余地がないようにも思われる」

2.日時が不明確
日時が不明確であったことで犯罪特定の基本として日時不特定ではっきりとした有罪としないということのようです。

3.実際のところどうなるのか?
今後最高裁に行くのか見守りたいところですが、民事上の被害が明確なら、被害に応じた賠償がなされてもおかしくないケースにも見えます。

a.少女に被害がどの程度あるか PTSDなど
b.被害が被告の養護教諭によるものかどうか
c.行政が被害を防ぐ努力の最低限度を満たしていたか
このあたりが大切になると思います。

医師の証明協力が得られれば可能性はあるように思います。
bが一番大切で難しい微妙なもの
cはもともと証明が困難なもの
でしょうね。

近年PTSDを認める基準が厳しくなって精神的被害を証明するのが難しいです

医師が特定の人物による精神被害があると認定した場合には有罪に反転する可能性があると思います。

日時や場所についても限定的に、もしくはアプローチを変えてよりまったく違う角度からの説明を期待します。

スタンガン様のものでおどされたような少女の絵も証拠提出があったようですが、スタンガンであれば少女の表現する『電気ビリビリ』ではすまない

という裁判官の意見も合ったようです

複数の少年少女の証拠もそろえば信憑性があがり、どのようなものであったか似たようなものの写真中からスタンガンを少女が選び出すなど証明を工夫できるかもしれません。

知的障害者を認めてもらうという立場だけでなく、知的障害者なりの特性に合わせた現行法への適応、すりあわせを被害者側(被害者家族、被害者代理人等)からしていって欲しいと思います。

被害者が正当に主張できるよう工夫が必要かと思われます。


被害額
被害額は被害者の現在・未来の生産性(どのくらいお金を稼ぐか)に
左右されてしまうことが多いので少女の場合は精神的弱者ということで不利です。

しかし受けたつらさの面ではなんら減額されるいわれはありません。等しく14歳のこころは傷ついていることでしょう。

精神的苦痛の面ではしっかり主張して損害の一部を取り戻して欲しいと思います。


裁判の難しさ

民事裁判は被害を受けたほうが被害を証明しなければいけないことが普通です。
提訴する(裁判を起こす)以上は裁判で証明する能力、気力、体力があるという前提で法律が作られています。

知的障害を伴う少女をはじめ、その他つらい被害を受けた被害者は社会的、経済的に弱者であったり、被害により弱者にされたりということが一般的です。そのような立場の方が立証するというのはとても難しいことです。

その一方で全くの思い違いや悪意を持って被害者に成りすまし、無実の人に罪をかぶせてしまうことを裁判所はとても恐れます。

私たち自身がいつ冤罪(えんざい)の苦しみを味わうかもしれません。

なので、想像される被害ではなく、確実に逃れようの無い証拠がある被害の実を補償させるという仕組みになっています。

今回のケースでも、知的障害をもつからこそ行政上守られる事がある反面、司法上被告を追求する立場になればそれだけのそろえるべき証拠、根拠が(知的障害者といえども)公平に要求されるということになるのかなと思います。

裁判を重ねると気力や体力も消耗し、ご両親を中心に経済的にも負担が大きくなり、継続が難しくなります。

証明に工夫を凝らしてなんとか最低限の結果を手に入れて欲しいと思います。


裁判には犯罪者としての罪を問う刑事裁判(検事が追求する)と、生活上などの被害を補償を求める民事裁判(被告が追求する)があります。

報道ではそのあたりが混同されているような感じです。報道がそんな感じなので詳しくはどこまでがどうなのかはっきりしないままこの記事を書いています。

今後も刑事上は懲役等を科すことが難しいかもしれません。民事上は被害があったということがあるならばある程度認められる部分があってもいいのではと思いますが・・・

最高裁への道を選ばれるのか、今後の発展を見守りたいと思います。




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by tomoshibi | Comment(2) | 暮らしと生活
この記事へのコメント
こんばんわ〜

考えさせられる問題ですね、、、

世の中には冤罪により服役してる方
いると思いますが、怖い話ですね、、、

アメリカでは、裁判は陪審制度ですけど

日本でも明治時代に陪審制度があった
んですよね、、、

あたしには、人を裁く自信はありません、、、

まぁ〜陪審員の12人の1人に選ばれることはまずないけどぉ〜〜〜〜

いらぬ、恨みとかかいそうだし、、、

人の人生を左右してしまうし荷が重い〜

それに的確な判断は出来そうにありません〜〜〜

同情で無罪に?とかありですね〜〜〜
Posted by ぶ〜こ at 2006年05月14日 23:41
陪審員はいつなってもおかしくないですね〜

日当などは支払われるので国家予算が生じますけどね。


検察がしっかり追求を行っているか確認する検察審議会では

日々、普通の市民が出席して書類や被害者などの訴えを聞いて調べなおしてくれています。

顔も知らぬ人の為にありがたいことです
Posted by 裁判制度tomoshibi at 2006年05月15日 16:53
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